パナソニック エコシステムズ株式会社

総合電機・家電電機・精密機器・電子部品

Company View Point 100 年以上にわたり培った技術力を結集したモノづくりを通じて、室内空気質(Indoor Air Quality,IAQ )の向上と環境事業に取り組んでいます。IAQ 分野では換気扇や空気清浄機など長く培ってきた技術と経験をベースに、「光」「音」「映像」「匂い」「気流」などを研究開発し、更に上質なくらしの実現を目指しています。環境エンジニアリング事業では、浄化やエネルギーマネジメントなどにより 、お客様の環境対策を支援しています。
代表者名 小笠原 卓
創業 1909年
設立 1956年
資本金
120.9億円
売上高
1,875.0億円
(連結)
従業員数
8,200人
グローバル連結
グループ会社数 関連会社 33社
今後の展望 パナソニック エコシステムズの換気システムのグローバルシェアは10%であり、これは換気システムメーカーの中でトップの数字。国別にみると、日本では34%、北米で18%、東南アジアで18%、中東・アフリカで12%、インドで6%、中国で4%となっている。
コロナ禍で換気に対する意識が高まるなか、同社ではこれをチャンスと見てさらに海外への展開を強化する。これにより、2025年までに換気事業で売上高3割増、1000億円超を目指す考え。
目標実現へ向け、地域のニーズに応じた付加価値提案を行う。同社では換気の付加価値レベルを1〜4にレベル分けしている。1〜2は温度を制御することで快適な室内空気環境を実現するレベル。3ではCO2・VOC排出、カビ抑制により身体の健康を実現するレベル。4はCO2・VOC排出、カビ抑制に加え、感性価値の提案を行うことで身体だけでなく、心の健康も実現するレベルとしている。
インド、サウジアラビア、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシアといった地域はレベル1〜2に相当するため、換気の重要性の啓蒙から行ったうえで、換気扇量産体制の強化に取り組む。また、中国、欧州、北米、日本はレベル3〜4に当たるため、熱交換型換気などの高付加価値提案に力を入れていく。
特長・強み 主に2つの事業を推進し、社会に貢献しています。 1つ目は、IAQ関連事業での貢献です。 私たちが強みとする浄化、除菌、脱臭、除加湿、熱交換、換気などの技術や商品で、室内のさまざまな空気汚染物質=ネガティブ要因を排除し快適な空気環境を提供します。 さらに、気流や香り、光、音、映像といったポジティブな要素を加えることで、感性に響く上質な空間価値の実現を目指します。
2つ目は、環境エンジニアリング関連事業での貢献です。工場やビル、道路トンネルなどの設備の設計から施工、メンテナンス、サービスまでのライフサイクル全体を通じて、空気や水、エネルギーに関するソリューションを提供することで、それぞれのシーンに最適な環境を実現します。
本社所在地 〒 486 - 8522
愛知県春日井市鷹来町字下仲田4017番