双信電機株式会社

電子部品電機・精密機器・電子部品

Company View Point 【高機能電子部品で社会の発展と人々の暮らしに貢献しています】 双信電機はマイカコンデンサメーカーとして1938年に創業以来、マイカコンデンサを始め、フィルムコンデンサやノイズフィルタ、積層誘電体フィルタ、高周波部品、厚膜印刷基板など独自の技術による特長ある電子部品をお客様に提供し続けています。 電子部品は、私たちが安心・安全に快適な暮らしを送るために必要不可欠なものであり、今後もその役割は大きくなっていきます。 双信電機は、これからも時代のニーズとお客様の期待に応える高機能電子部品を供給することで、社会の発展と人々の暮らしに貢献していきます。
代表者名 代表取締役社長 杉山 雅彦
創業 1938年
設立 1944年
資本金
42.5億円
売上高
120.5億円
連結(2022年3月期)
経常利益
13.4億円
連結(2022年3月期)
営業利益
12.3億円
連結(2022年3月期)
自己資本比率
75.6%
連結(2022年3月期)
従業員数
767人
連結(2022年3月末)
グループ会社数 子会社 9社
今後の展望 ■マーケット
双信電機グループの主要マーケットの状況は、パワーエレクトロニクス市場は設備自動化需要増加によるロボットニーズの拡大や、5G対応のスマートフォンの普及、データセンター増強などにより工作機械、半導体製造装置市況は好調に推移した。一方、情報通信市場では高速大容量へ対応した新規格Wi-Fiや5Gなどの市場は引き続き拡大したものの、リチウムイオン電池市場や車載市場は世界的な半導体不足やロシアのウクライナ侵攻による影響等で落ち込んでいる。
■これからの展望
パワーエレクトロニクス事業では、お客様のさまざまなニーズに対応するため、同社の特長である電磁波ノイズ測定事業について、同社浅間工場に10メートル法大型電波暗室を有しているほか、全国対応可能なオンサイトテスト体制を整備。長年培ってきた電磁波ノイズ対策技術のノウハウを活かし他社との提携により業務範囲を拡大し、ノイズフィルタの販売も含め電磁波ノイズ対策のリーディングカンパニーとして幅広いソリューションビジネスを展開していく。
情報通信事業では、主力製品の積層誘電体フィルタは、Wi-Fi、通信基地局向や車載用などの通信機器市場を中心に、同社の特長ある異種材接合技術や回路設計技術を活かした新規アプリケーション開発を行っている。また、厚膜印刷基板も、市場ニーズに応じた新製品の開発とお客様が求める技術開発、低コスト、高品質、納期遵守のものづくりを徹底し、今後とも新たな市場ニーズ探索を推進し、安定的な事業拡大を目指す。 
さらに、同 社 の 親 会 社となったWALSIN TECHNOLOGY CORPORATIONを 中 心とした企業グループとの連携を加速させ、
WALSINグループが保有するグローバルな販売、調達チャネルや低コスト製造技術などのリソースを最大限活用することで安定的に10億円以上の営業利益を出せる高収益企業への転換を目標に、今後もグループの強みを活かせる製品に経営資源を集中させ、成長と利益の拡大を図っていく。
特長・強み 【独自開発の高機能電子部品と電磁波ノイズ測定事業】
創業より培ってきた高周波回路設計技術、フィルタ設計技術は、お客様が要求する厳しい特性と品質に応える確かなものでありますが、それに加え、大手セラミックメーカーの日本ガイシ株式会社と業務提携し開発した優れたセラミック材料と双信電機のプロセス開発技術を融合させた「積層誘電体フィルタ」を開発しました。独自材料と高度な高周波回路設計技術により世界でもトップレベルの高性能化を実現しています。また、生産工程での高い品質保証と効率の良い生産を実現するために多くの設備を自社で開発、設計。長年の設備設計のノウハウをベースに、設計段階から設備の剛性・耐久性をシミュレーションするシステムを導入し、最適な設備開発も行っています。
電磁波ノイズ測定事業では、当社が長野県佐久市に保有している大型電波暗室での高精度なノイズ測定、診断やノイズ測定診断車による出張試験を実施。電磁波ノイズ対策についてお客様のさまざまな要求に対応したノイズフィルタの開発・製造も含め幅広いソリューションを提供しています。
本社所在地 〒 105 - 0023
東京都港区芝浦1丁目1番1号 浜松町ビルディング14F
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